ハワイの観光地やホテルなどの情報を動画/映像番組でご紹介

ハワイWebTV

ハワイ最新情報

5 16


2017/05/16 14:34 



肝疾患治療薬の開発に尽力するバイオファーマ企業、ギリアド・サイエンスズスポンサー、HepBフリーハワイ、ハワイ大学ジョン・エー・バーンズ医学部協賛によるドキュメンタリーフィルムの上映とスペシャリストとのディスカッションフォーラムが、2017年5月11日、ハワイ大学ジョン・エー・バーンズ医学部ビルディング内にて開催されました。


”サイレントキラー”と言われるB型肝炎の認知を高め、正しい知識を持って身を守るため、多くの関係者や家族が集まりました。




2本立てのフィルムは、マーシャル諸島の小さな島出身の男性、ケンソン・アリックの自身の体験とパシフィックアイランダーのための認知活動の様子を収めた「ザ・エデュケイター」。

そしてクリストファー・ウォング監督による、父であり、息子であり、夫でもある二人の男性とその家族のB型肝炎との闘いにフォーカスした「ビー アバウト イット」。

フイルムに登場するレントゲン技師として働く2児の父エィジェィ、テレビリポーターとして活躍する3児の父アレンは二人とも出生時の母子感染により生まれた時からウィルスのキャリア。

サイクリングを趣味に持ち、アクティブで幸せだったエィジェイですが、ある日肝臓に腫瘍が発見されてしまいます。B型肝炎は自覚症状がないことが多く、症状が急激に悪化したときは手に負えなくなっています。また、肝臓がん発症率は65%。これが”サイレントキラー”と言われるゆえんです。




さらには、病気に対しての無知による感染、無理解による誤解などのため、患者や家族は積極的にサポートを求めたり話し合ったりしようとしません。統計によると、国外で出生したアジア系アメリカ人の十人に一人がB 型肝炎キャリアであり、三人に二人がそのことを知りません。そのため、“サイレント エピデミック(伝染病)”とも言われています。

「病気に対しての知識や理解がない人々、特に同じ言語を話すミクロネシアンの若い世代のファミリーへ手を差し伸べ続けていくことが私にとってとても大切なことなのです」とケンソン・アリック氏。

また、消化器病学士ナオッキー・サイ医師は、病気についての認知向上プログラム、アウトリーチ、そしてワクチン接種が最も重要だと話しました。

アリック氏(中央)とサイ医師(右2番目)ウォング監督(右端)


B型肝炎に対する正しい知識と行動が自身の健康や家族を守ります。HepBフリーハワイではスクリーニング検査を受けることを勧めています。



詳しくはHepBフリーハワイサイトwww.hepfreehawaii.orgまで。

スポンサー企業ギリアド・サイエンスズが提供するB型肝炎に関する情報はHEPBSMART.COM

まで。


Tags:

名前:
コメント:
セキュリティコード
CAPTCHA image
セキュリティコードを入力してください
コメントの追加   取消