アロハ、ククイです!
澄み渡るこの青空は、ハワイのかけがえのない財産です。ここ数日は、まさにその青空が拝めるのだから、ありがたいことです。
私が、昨日行ってきたのは、アカデミーオブアーツ・スクールで、昨日から一般公開されている、”Life in Colors 2013 in Hawaii” 。 日本で活躍されている、染色アーテイストの伊豆蔵明彦さんとその生徒さん(日本から3人、ここホノルルから2人)の作品が飾られています。オープンな空間に・・・
(建物の外には、伊豆蔵先生の作品、レッド・ドラゴンが、ひときわ目立っています)
ハワイの風と光が、その作品をさらに際立たせ、素敵な空間に仕上がっています。伊豆蔵先生の作品に出会い、その作品と人柄に魅かれ、作品作りにのめりこんでいった・・という生徒さんにもお話をうかがうことができました。皆さん、その自由な発想と、失敗も作品の一つ、という伊豆蔵先生のおおらかさに助けられ、どれものびのびとした作品に仕上がっていました。
伊豆蔵アートは、その自然の素材を存分に生かし、使用し、自由な発想で作品を仕上げるところに非常に面白みがあります。また、今回は、これから行なわれようとしている、ハワイ・ファッション・マンスでもエキシビション参加をしていくことになっています。それは、ハワイでシルクを作る、という大きな計画の元に進められているからです。現在では、研究も進み、最もハワイの気候と水と空気が、蚕を育てるのに適していることがわかっています。近いうちに、ハワイ・メイドのシルクが誕生するのも夢ではありませんね。
ホノルル美術館の直ぐそばに位置する、アカデミーオブアーツ・スクールにぜひ足を運んで、実際に触り、そして、ハワイの風と風が織り成す素敵な空間に身をゆだねてみてください。9月いっぱい飾られているとのことです。
それでは、写真で皆さんの作品をご紹介しましょう。
山路理恵さん
”大量生産されたものでは似、自然の素材を生かして作るシルクにはまっています、作る営みを大切にしたい”
山根町子さん
"原始的な方法で作り上げる作品に魅かれ、その立体的な手法を自由な気持ちで作る楽しみを味わっています"
前野亮慈治さん
”ものづくりが大好きです。自分でも染色を続けてきたが、伊豆蔵先生の作品に出会い、その人柄も興味を持ち、さらに奥の深い染色を楽しんでいます。”
Reiko Brandon (前ホノルルミュージアム染色学芸員)
"染色を専門にここホノルルで仕事をしてきましたが、縁あって、伊豆蔵先生に出会い、作品を作ることを楽しんでいます。”
(風に泳ぐ、白いカーテンがReikoさんの作品)
伊豆蔵明彦(染色アーテイストとして日本や海外、そしてここハワイでも活躍中。様々な自然の染色方法、技術、表現をしている方)
今回は、先生の作品は、スクールの外に展示中。赤いトンネルは、子供でも大人でも通り抜けられ、中に好きなことを書くことができるというお楽しみいいっぱい。ADククイも、カメラを持って、トンネルの中を撮影しましたのでお楽しみに!
伊豆蔵先生とその生徒さんたち。
後列中央の赤い帽子の方が、伊豆蔵明彦先生。
By ククイ