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そして5月は、卒業シーズン。毎年毎年、たくさんの子供たちが、卒業していきます。ハワイの学校は、12年生まであります。高校3年生にあたるのがこの12年生。公立の高校ですと、5年間を小学生、3年間を中学生、そして4年間を高校生と学校が分かれていますが。入学試験などはなく、住んでいる地域の学校へは無料で通えます。生徒によっては、他の地域に越境入学をするために、書類を提出し、受理されれば、晴れてそこの学校へ通えます。

そして、この卒業式、高校生にしては、かなり立派です。

わが娘のことで言いますと、（シニアと呼ばれる12年生です） シニアの年になると、まず、卒業式うに着るガウンを買わされます。成績順に並んだり、席が別だったり、式はシンプルですが、そのあと、家族がなだれ込み、レイの掛け合いが始まります・・・・

そして、プロジェクト・グラッドと呼ばれるイベントに参加するかどうかを決めます。もちろん、自費ですので、NOと言うこともできます。

プロジェクト・グラッドは、卒業式のあと、学校から、どこか秘密の場所（生徒にも、親にも明かされません）に一晩連れて行かれ、パーテイーをします。どうやって行くのかも、どこで何をやるのかも全部秘密です。先週、ペアレント・ミーテイングに行ってきましたが、まあ～日本じゃあ考えられないわって感じでした。この秘密主義は、まあ、お楽しみのためでもあるのですが、トラブルを防ぐため、の方が大きいように感じました。

と言うのも、事前に行く場所や時間が分かると、悪さの計画が立てられるからですって。まあ確かに、No ドラッグ, No アルコールをしきりに言っていますので。

なのでわが娘も、そのどこへ行くやらわからないイベントに卒業式のあと突入。'そして翌朝に学校に戻るまで行方知れずになるんです。もちろん、携帯電話、その他自分の持ち物は、持ち込み禁止です。。なので、緊急の連絡先は、担当のそして付き添いの親のみ。

とまあ、アメリカの学校事情は、驚くことが多いけれど、これには驚きました。そしてお友達の卒業式に出かけたりと、外出も多くなりますね～

By ククイ

**今はプルメリアの花がいっせいに咲いて、キレイです！